裏スジ

裏スジという概念について書きます。

普通の手牌で245とあったら、だいたいの人は2を切ると思います。

2の隣の36のスジの待ちが残りましたね。

このように、捨て牌の隣のスジのことを裏スジと言って、待ちになりやすい危険なスジなのです。

ただし、リーチは絶対に序盤に切られた裏スジの待ちかというと、さきほどの例での36を先に引いて、最終的な待ちは別のところになることもよくあります。

実戦では、ドラ切りリーチは裏スジの待ちになっていることがわりとあります。

これはなぜかというと、例えば3がドラで356と持っているイーシャンテン、4を引きたかったけど別のところを先に引いてしまい、ドラを切ってでも良型リャンメンリーチとすると、なんとドラの裏スジが待ちになりました。

裏スジというのは、まさにここの待ちだと一点読みして他のところを全部押すための防御方法というのではなく、『ここは危険そうなのでなるべく切らないほうがいいかな?』といった読みの手段と考えてくださいね。