カベ、ワンチャンス

カベという防御方法について書きます。

カベも相手がリャンメンで待っているのが前提の防御方法です。

例えば、自分で持っていたり場に捨てられていたり、3が4枚全部見えていたとします。

そうすると、1や2はリャンメンでロンされることはありません。

3の在りかが全部わかっていて、23や34と言ったリャンメン待ちを構成する牌がもう存在しないので、1や2がリャンメンでロンされることはないというわけです。

端っこの牌だけでなく、例えばマンズの3と5が全部見えていた場合のマンズの4も両サイドのリャンメンを構成する牌が存在しなくなりますので、カベに守られていると考えることができます。

ただし、壁に守られた牌もしゃぼや単騎の待ちにはロンされてしまいます。


4枚全部見えているカベの外はリャンメンでロンされることはないのですが、では3枚見えていたらどうでしょうか。

リャンメンを構成する牌は残り一枚しかないですので、当たる可能性はなくはないのですが、少ないと見ることが一応できますね。

こうした『リャンメンを構成する牌はあと一枚』というのを【ワンチャンス】と言います。

ワンチャンスは困ったときに頼りにはなりますが、意外とラス牌を持ってて文字通りワンチャンスのリャンメンにロンされてしまったということもわりとあります。

過信することのないようにしましょう。