スジの待ち

スジについて書きます。

例えばリーチしている人の捨て牌に5が捨てられていたら、2や8はリャンメンでロンされません。

34や67というリャンメンで待っていた場合、自分で5を切っているのでフリテンになってしまうからです。

4に1,7

5に2,8

6に3,9

をそれぞれのスジと言います。

気をつけていただきたいのは、例えば6のスジを369と覚えてしまいがちですが、369と覚えてしまうと3が切られているときに9がそのスジで通りそうに錯覚してしまうので、36と69のスジは別物として考えましょう。

また、スジは『リャンメンで』ロンされない防御方法ですので、リャンメン以外のカンチャン、ペンチャン、しゃぼ、単騎いずれの待ちにもロンされてしまうことを覚えておいてください。


スジの防御方法を逆手に取ったスジひっかけという方法があります。

例えば自分の捨て牌に5を捨てているときに、あえて2や8で待つのです。

135というリャンカンが最後まで残り、5を切ってリーチ、カンチャンの2で待つのを、特に【モロヒッカケ(モロヒ)】と言います。

スジはよく使われる防御方法ですが、頼りすぎると大けがします。