捨て牌読みは効率読み

私はじつは捨て牌読みはそんなに得意ではないんですが、ネット麻雀を打っていて読み通りに待っていてくれない打ち手のほうが多かったりするんですよね。

相手がセオリー通りの打ち方をしてくれないと通用しない読みと言うのはたくさんあります。

なので、捨て牌から読むのも大事ではあるんですが、待ち的に絶対ない、または可能性が低い牌で降りるのが万人に通用する降り方なんだと思います。

例えばですね、8pが場に4枚見えていて4pが通っており、自分から7pが4枚見えている(自分の手の中にあったり場に捨てられていたりです)ときは、7pが絶対に100%通ります。

麻雀の待ちというのは、リャンメン、カンチャン、ペンチャン、シャンポン、単騎の5パターンありますよね。

この場合、リャンメンは4pが通っているので47pの待ちはないです。カンチャンは8pが場に4枚見えているので68pという牌を構成できません。ペンチャンも同じく8pがないので89という形では待てません。シャンポンと単騎待ちは7pを相手が持っていないとできない待ちですので、自分から7pが4枚見えていたら存在しない待ちですね。

こうして、8pが4枚全部見えていて4p通り、自分に7pアンコでどこかに7pが見えていたりしたら7pは100%安牌になります。

ふわっとした感覚でなんとなくスジを切って降りた風に打ってしまうこともあると思いますが、こうした「待ちを構成する牌がない」ような牌で降りるという知識はきっと役に立ちます。