リャンメンでもカンチャンでもペンチャンでも、ターツがいっぱいありすぎるときは落とすものですが、2巡で落とすのではなく、1枚目を切ったあと数巡してから2枚目を切る捨て牌がありますよね。これは複合系から強い形を残したと考えられます。いくつか例を挙げてみましょう。
【リャンメン】
3344という25リャンメンの二度受けから1枚はずし、344というリャンメン複合トイツの形にして最後に4切って34という形に固定するパターンです。
3切ったあとしばらくして4切りリーチときたら25の待ちが残っていることが多いです。
【カンチャン】
2を切ったあとしばらくして4切りリーチは、2445という3の二度受けから2を切って445という形にしておき、最後に4切って45という形に固定するパターンです。
これは離れカンチャン落としが外→内に切られています。
2445から先に4を先に切って245の形でとっておくことはあまりないからです。234の三色を狙うときなど、なくもないんですが、あまり見かけることはないですね。
4→離れて2と切ったときは別のパターンのことが多いです。
1124という形から4切って112という複合系にしておき、2を切って1と何かのしゃぼのパターンです。
4のスジで1を切ってしまいたくなりますが、こういう捨て牌のときはスジに気を付けましょう。
【ペンチャン】
1を切ったあとしばらくして2が出てくるときは、最初1を切ったときに4を持っていたからというパターンが多いです。
1224から224とするパターンもあるんですが、124という形から1を切っていったん24にして置き、5を引いたので2を切って45というリャンメンが残っていたりします。
こうした離れターツ落としはその周辺で待っていることも多いんですが、そのターツが最後に完成したので、別のところで待っているということもあります。
麻雀には入り目というのがあるので、100%この待ちだと断定することが難しいです。
特にリーチと来る前に捨て牌の途中で離れターツ落としが見られた場合は、その周辺のメンツが完成していることが多いです。
途中の離れターツ落としは、「一応警戒しておこうかな」くらいの気持ちでいいと思います。
0コメント